YAMAHA グランドコンサート
GC-5 1970年(最初期モデル)
下記はYAMAHA ホームページからの抜粋です。
1966年4月、ヤマハはギター研究課を新設し、手工ギターの研究開発をスタート。 同年10月から翌’67年にかけて、トーレスの流れを汲むスペインの名工エドアルド・フェレールを 当社(浜松)に迎え、スペイン伝統の製法の技術指導を受けました。 このときに学んだ職人達の手により、’67年11月にグランドコンサートシリーズギターの初期 モデルGC5, GC7, GC10が誕生しました。正統派スペイン流儀に基づいたこの3モデルは… 以下省略
出品のモデルは最初期のGC-5です。
当時のカタログにはGC-5 もサイドバックがハカランダと記載されておりますが、実際は、裏板においてはローズウッドから上質なハカランダまで個体差が大きいようです。
GC-10とGC-5の材料の違いは、自分が思うに果物の価格に似ていて、品質が全体的に均一なものが高価で、品質は良いがバラツキがある(中には大当たりもある)ものは、その下のランクのようです。
そのため最初期のGC-5の中には、稀にGC-10に勝るとも劣らない上質なハカランダが使用されていることがあります。
出品のギターの材料はトップはエゾ松単板、サイドとバックは柾目のハカランダ単板のようです。
(ハカランダ板の中でも上級品とされています。)
状態は、所々にキズ等(トップは左上部、バックはくびれの右上に塗装剥がれ部位)はありますが、全体的には美品の部類と言えます。
割れはバックの底の方に目立たない部分亀裂(隙間、段差ほぼ無し)があります。
鳴りは太く甘い音色というYAMAHA初期GCのイメージと相違ないと思います。
貴重なYAMAHA 初期グランドコンサート
柾目ハカランダ使用個体 GC-5(1970年)
をどうぞ宜しくお願いします。
弦長 : 660mm
ナット幅 : 52 mm
弦高 : 12フレット 6弦4.3mm 1弦3.7mm
(サドル削り余地2mm程度)
ボディ底厚: 98 mm
ネック : 順反り
出品のギターを写真のYAMAHAハードケースに入れ、プチプチ等で梱包して発送の予定です。
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