懸命に吹く笙が天に響き渡る
華やかな中にも凛とした存在感
軽やかに舞い踊る極楽浄土の象徴
迦陵頻伽は極楽浄土に棲む6種の鳥のうちのひとつで、人頭鳥身の姿をしています。その名は「美しい音」を意味し、仏に次ぐと言われる美声で歌い、楽器を奏でながら宙を舞って極楽浄土の魂たちを慰めます。
単独で祀られることはありませんが、極楽浄土の象徴として様ざまな仏教美術に登場します。
鳳凰が翼を立てた姿を模したという縦型の笛「笙」を手にするこちらは「天」を象徴。彩色の多くは剥落、きりりとした表情で落ち着いた雰囲気です。
イスム こだわりの造形
モデルは重文 文殊菩薩騎獅像の光背にあしらわれている一対の迦陵頻伽。天使にも似た表情で和の楽器を操る姿は、洋の東西を一身に融合させているかのようです。
イスムでは光背の一部であるこの救いと癒やしの象徴だけをとりあげ、立体の造形として仕上げました。アクリル製の支柱を用いて軽やかに舞う姿を表現しています。全体の落ち着いた雰囲気を格調高く再現、笙に隠された顔にもこだわっています。
サイズ: 約159(H)×83(W)×59(D)mm 110g
製品内容:本体、台座
Made in China
素材:ポリストーン、アクリル(支柱)
送料:無料
【素材について】
重厚な趣きと繊細な表情を生むポリストーン
イスムの仏像は、石粉と合成樹脂を混ぜた「ポリストーン」と呼ばれる素材を使用しています。石の重量感と繊細な表現力とを兼ね備えた、いわば究極の素材です。
【日々の手入れとご注意】
イスムの像は大変繊細にできています。強い衝撃を加えると細かい部分が破損することがあります。像に付着したホコリはやわらかいハケや筆などで取り除いてください。*布や掃除用シートのご使用はお避けください。
【発送について】
イスムの商品についてはメーカー直送となっております。
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