画像のコインケースは「スティングレー(エイ革)」で作られたもので、独特の美しい光沢とビーズのような粒状模様が特徴です。以下に詳しく解説します。
■ 素材の特徴:スティングレー(エイ革)
スティングレー革は「海の宝石(Galuchat:ガルーシャ)」とも呼ばれ、非常に耐久性が高く、独特の質感と輝きを持ちます。
特徴的な粒模様:
画像のように表面がビーズ状に隆起しており、これはエイの皮膚にある硬いカルシウム粒「スターマーク」と呼ばれる部分です。中心に白く輝く円があるのは、まさにその象徴的な部分。
耐久性:
牛革の数倍の強度があり、摩耗や傷に非常に強いです。
光沢感:
研磨加工が施されているタイプは、まるで宝石のような輝きを放ち、上品で高級感があります。
■ デザインの考察
ラウンドファスナー式:
使い勝手がよく、開閉の滑らかさもあり、コインが落ちにくい構造。
縫製と仕上げ:
コバ(端)の処理もきれいに行われており、しっかりとした職人仕上げが見られます。
ファスナーの金具:
シルバー調の金具と黒のスティングレーのコントラストが高級感を演出。
■ タイ製の魅力
タイはスティングレー革製品の有名な産地のひとつで、特にバンコクでは熟練の職人によるハンドメイドが多く出回っています。
■ 総評
このスティングレーコインケースは、
強靭で長持ち
一点ごとに異なる模様が楽しめる
使うほどに艶が増す
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