高野昭阿弥(たかの しょうあみ)作の香合です。
清水焼の光沢のある白地に緻密で愛らしい色絵のついた香合です。
モチーフは碾茶を挽いて抹茶を作る石臼(茶臼)です。
石臼は昔ら生活に不可欠な存在であり、神聖な儀式の象徴としても考えられてきました。
一般的に「臼」が女性、「杵」が男性を象徴するとされ、男女和合や生命の生成、家族の結びつきを意味することもあります。
茶臼は石臼とは雌臼、雄臼が逆なのですが、、、
器側の下石にはお花の絵付けが、上石には羽根の絵がつけられているので、まさに女性と男性のイメージでしょうか。
女性性と男性性の統合、陰陽和合、夫婦和合のような隠れ?テーマもあるのかもしれません。
場を清めるお香を入れる容器として、また茶道に限らず床間飾りなどとして是非愛でて下さい。
おおよそのサイズ
7cmx7cmx4cm
木箱サイズ
8.7cmx8.7cmx6cm
木箱に少しヨゴレあり。
新品ではないので神経質な方はご遠慮下さい。
ご覧頂きありがとうございます。
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