私も数十台のパーミングカップ モデルのアブガルシアの丸型リール 手掛けてきましたが 一番の大物が手に入りました歴史的にも非常に価値のある一品です
ずっと 4600 CB のファーストモデルを狙っていたのですが なかなか良いもので良いお値段 なかなか手が届くものがありませんでした
しかしとある人から下取って欲しいと 箱はないんだけどこれ結構な値打ちがあると思うんだけど引き取ってくれないかなと 某新品屋さんに持って行っても価値をわかってくれる人がいなかったので友達の関係から私へ ちょっと見てあげてくれないかな っていうので提示された値段を見て 今 現状 ちょっと動きが変なんだっていう状態でもう 向こうのいいねで引き取りました それはなぜか
もう50年近く前のことになるので 完全なる証拠 というものがないのですが 5つぐらいの項目で4つ以上は当てはまれば それは本物っていう感じの領域の話なのですが
まずこの 1980年初頭 1984年にアメリカのガルシア社を吸収合併して アブガルシア になるのですが ちょうど ガルシアを吸収合併する前に 多分 81年だと思います あのオールドアンバサダーハンドルの逆側のサイドプレートにキャストコントロールのでっかいネジ山があるタイプ あれから少し丸みを帯びて キャストコントロールのノブがハンドルの後ろ側 同じサイドのカップに移動したのが パーミングカップです
それの5000番の第1号モデルが確か 赤だったと記憶してます 何人かの有識者のブログを見ても5000番の初期型モデルは赤 5500 は シルバー だったはずです
なので この5000番は C がつけば ベアリングが入っているタイプ 5000 C なら ベアリングが入ってます ただの5000番 なら ブロンズ ブッシュが入ってるタイプです
そして初期型のこの5000番のパーミングカップも確か ブロンズ ブッシュ タイプでした
なので こいつが初期型 ファースト モデルに当たる 5000番の赤だという可能性が非常に高いのです
ただ 唯一 リールシート の刻印が85から始まっているので これが 打ち間違えなのか それとも 85年のフレームを使って修理されたものなのか は定かではありません
ただそうであったとしても 希少価値の高さは変わらないと思います
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