YAMAHA ヤマハ グランドコンサート GC-10
1979年 日本製のクラシックギター、
初期のグランドコンサートシリーズで
当時最上位だった総単板のモデルになります。
当時の定価10万円の品です。
70年代の大卒初任給が4~8万円だそうなので
今の貨幣価値なら30万円以上の品になるかと思います。
元ヤマハの名工 江崎秀行による手工制作。
制作者"H.Ezaki"の直筆サイン入り。
江崎氏は1972年より3年間にわたり
スペインの名工"グラナダのエドアルド・フェレール
マドリードのマヌエル・エルナンデス(いわゆるアグアド)"
のもとに修行派遣されていた元ヤマハの名工です。
その後のGC-30B等で人気の高い製作家となりました。
ヤマハ退職後は「江崎ギター工房」を設立。
現在彼が熟練の技で制作するクラシックギターは
100万円超えで取引されるものも少なくありません。
表板:シダー単板、裏板・側板:ローズウッド単板
ネック:マホガニー、指板:黒檀。
多少の使用感や小キズこそありますが、
大きなダメージなど無く良好です。
塗装もまだまだ艶があり、総じて経年の割にきれいな状態です。
ネックはストレート、フレットは8分程度ありますので
まだまだ問題なくご使用いただけます。
トップのブリッジ付近に5mm程度の傷がありますが、
樹脂できれいに補修されています。
チューナーペグのつまみが1本純正ではないようです。
写真のハードケースが付属します。
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