ライカ ズミクロン5cm F2 rigid 初代 固定鏡胴 前期
ライカMマウントです。
Mマウントはミラーレスカメラ用に変換して使用することが出来ます。

1953年発売。銘玉ズミクロンの中でも初代固定鏡胴モデルは別格の人気があります。かつて雑誌のテストの中で解像度を計測する機械が測定不能なほど高性能だったという言われからで。その伝説の主人公がこの初代ズミクロンになります。この記録は現代の基準でも高解像なものです。

空気レンズと言われるあえて張り合わせをせず微妙な空気の層を設けることで収差を補正する画期的な手法が取られました。開放すれば芳醇なボケを、F4あたりまで絞ればぐっと解像感を増し、同世代では別格の性能を持ちます。ライカは人生を撮ると言われます、常に手元に置きたい一本です。

実際にこのレンズを使った作例を用意しました。

前半はストリートスナップ。少し雨がちらつくような日でしたがオールドライカ丸出しな渋い描写ですね。高いコントラストに渋い発色で日常がビンテージ映画のような世界に変えられます。
後半は花を中心に光を扱っていますが、まったく別の顔を見せてくれています。光の滲みやゴースト、フレアといったものを制御しながらオールドらしい演出も可能。何もこれまでのレンズとは別格の解像度です。

コンディションは前玉表面は綺麗ですが曇りとカビではなさそうですが点ダメージがポツポツとあり取りきれませんでした。これが強い光の入力があるときに滲みを生み出し、曇天や屋内では渋い描写につながっています。外観もスレ汚れありますが目立ったあたりなし。実用上は問題そんなないかと思いますが無限遠ストッパーのはまりが硬いのでピントノブ押し込みながら無限を入れればスムーズに入ります。美品良品と言えませんが貴重な初代固定で試写のような渋い描写にピンときた方は是非ご検討ください。

状態　渋い描写と光を楽しめる！実用向きの新品です
外観　使用によるスレ汚れあり目立つあたりなし
光学　カビなく中玉曇り、　点ダメージコートむら
動作　無限ストッパー硬い
付属品　前後キャップ

防湿庫保管


#オールドレンズ
7725


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