とても美しいペルピニャンガーネットを使ったネグリジェネックレスです。
ペルピニャンガーネットは南仏で１８世紀から産出され、１９２０年頃に枯渇したためアンティークジュエリーでしか入手出来ない美しいガーネットです。ボヘミアンガーネットと比べ明るく、石の裏側にセットされた箔によって内側から発光するような独特の煌めきがあります。
こちらはそのペルピニャンガーネットが３粒使われています。
ペルピニャンガーネットと言っても、市場にはアンティークのもの、ヴィンテージのもの、アンティークの造りだけれど他地域のガーネットが使われているもの（閉山前後に作られたものが多いようです）が混在しています。
当店では明らかにカタラン地方のガーネットを使い、アンティークの造りで作られたものだけを扱っております。また、アンティークのものでも煌めきは個体差が多いです。ペルピニャンガーネットは水に濡らすことができず、水に濡らして箔がダメージを受けると煌めきが鈍ります。（カタランに行くと、そういうアイテムもよく見ます）そういった、十分煌めかないものも扱わないようにしております。
さて、こちらはとても美しい煌めきのネグリジェネックレスです。ネグリジェネックレスとは、チェーンの中央から長さの異なる2つのドロップが垂れ下がっている特徴を持つネックレスです。
ペルピニャンガーネットのネグリジェネックレスにはなかなか出会えない中、ここまで煌めきが美しいものは初めてです。
地金　
モチーフ部分　１８金ローズゴールド
チェーン部分　１８金イエローゴールド
チェーンの長さ　４９cm
モチーフの長さ　４１mm
ガーネットサイズ（直径）
大　９．８mm　中７．８mm　小６．５mm
モチーフの中のバーの長さ　２４．６mm
刻印　鷲の頭
地金の色がモチーフとチェーンで異なっているため元々は違うジュエリーのパーツを利用して作られたのかもしれません。チェーンについている引き輪が２０世紀初頭の作りのためオリジナルの可能性もあります。
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