N 47° 11' 17.957"
E 4° 57' 24.603"
0HA 91A 95CA

我々のワイン探訪は、先ず« レ・ラヴロット»から始めよう。それは言ってみれば我々の仕事の導入役で、いつもこのワインが収穫年度のワイン全体の印象を伝えるからだ。熟成の仕方も同様だ。我々のワインはこのレベルから始まる。ワインはまろやかで、あまりタンニンは感じられず、官能を刺激する。とても若いうちから、繊細さをよく現している。早熟で、長く保存する必要はない。

«レ・ラヴロット »は、ボンヌ=マールのすぐ下に位置し、シャンボール=ミュジニィ村の入り口にある。ラヴロット / Lavrottesとは、石灰質岩盤の土地を意味し、人々がラヴ / Laveと呼ぶ石板になる。とても小さな1haにみたない区画で、その半分近く耕作している。豊かな土壌で、15年前に植えたブドウの木は、たくましく育っている。

実際我々の知る限り最も小さな区画で、ここで穫れるブドウだけで醸造し、通称地名のもと瓶にした。

シャンボール・ミュジニィの小さな《モノポール 》